最近、テレビでも「モンスターペアレント」が
取り上げられています。
この言葉を聞いたことがない人はいないでしょう。
「モンスターペアレント」は理不尽な要求やクレームをつけてくる
親のことですが、この「モンスター」は
学校現場に限ったことではありません。
たとえば、医療現場では、
「モンスターペイシェント(患者)」
お店では、「モンスターカスタマー(顧客)」。
昔から、なにかと難癖をつけてクレームを言う
クレーマーは確かにいました。
しかし、ここ最近、その数もクレームの内容も
異常な気がします。
なぜ、こんなに「モンスター」が増えたのでしょう。
まずは、コミュニケーション不足が原因のひとつです。
コミュニケーションが減少して、相手がどうでもいい存在になり、
相手にどう思われても構わないと思うようになります。
「お金を支払う側」と「お金を支払われる側」になり、
支払う側には、当然要求を主張する権利があると、
考えるようになります。
また、相手はその職業によって、お金をもらっているのだから、
自分たちが当然、要求できる有意な立場だと考えるのです。
その要求が、相手次第でどんどんエスカレートしていき、
また、その対応によって感情も高ぶっていきます。
「モンスターペアレント」も保護者と教師が
コミュニケーションをとれなくなって、お互いに
どうでもよい存在になってきています。
そうなると、義務と権利の主張の要求が強くなってきます。
教師は給料をもらっている職業なのだから、義務を果たすのが
当然で、その義務を怠っていれば、
当然苦情をいえる立場だと思ってしまうのです。
この考えが根底にあって、「やってもらうのが当たり前」
やらなければ苦情をいうのも当たり前と
考えるようになってしまうのです。
こういう考え方をする人が増えて、
「モンスターペアレント」が出現するのです。